阿部は9日、今年初めて千葉・市原市内のクラブハウスを訪れて自主トレを開始し本格始動する一方で、ロッカールームから荷物を運び出すなど“身辺整理”に着手。今オフの移籍市場で最大の目玉となった日本代表ボランチの去就の正式決定は、最終段階に入った。
9日の時点では移籍か残留かで最終的な検討をしている状態だが、浦和移籍を表明することが確実とみられる。糀氏は「今までは千葉か海外という選択肢しかなかった。本人も環境を変えて新たに始めるべきか相当悩んでいる」と当初は頭になかった国内移籍、さらに残留を望む千葉サポーターの思いも含め熟考していることを明かす。
この日、Jリーグ合同トライアウトを視察した糀氏は「全部のクラブと話をしたので、あとは本人の気持ち。ただ、まだ悩んでいる」と説明。千葉の幹部は「お互いにとって、もうタイムリミット」と指摘した。阿部が結論を下すことでクラブ間の交渉もスタート。オシムイズムの申し子をめぐる去就問題も、いよいよ最終局面を迎える。